人前で話す練習は学生のうちにやっておいた方がいい

「皆さん人前で話すことは好きですか?」
この質問に「はい!」って答えられる方はなかなかいません。
人前で話すなんて、緊張するし、何を話していいかわからないし、うまく伝わるか不安だし、と苦手な理由はいっぱいありますよね。

今回は
”人前に出て話すのが苦手な学生さんは今のうちに練習した方がいいよ”
と言うお話しです。

話し方と年収は比例している

 いきなりお金の話か。と思われるかもしれませんが、お金は人生で必要なものですし、お金を得るために皆さん働いていたりしていますよね。実は年収が高い人は話し方が上手です。なぜ話し方と年収が関係あるのか?それは経営者やマネジメント層の必要な力は話し方によって変わってくるからです。

その力とは

1.自分のやりたいこと、その方向を伝えること

2.周りの人を同調させ巻き込むこと

3.その熱量を伝えること

この3つです。この3つの力がとても大切です

これらが合わさることによって、一人では成しえない大きな仕事をする事ができる様になります。

大人になると人前で話す機会は減る

 話す力は大人になってからつければ良い。大人になったら人前で話せる様になる、と思っていると大きな間違いです。今できないことは来年になって再来年になっても10年後も絶対にできません。

 それに、大人になってから100名や200名の前で話すことってまずありません。誰かの結婚式とか会社の大きなイベントぐらいです。学校のクラスぐらいの規模、30〜40人ぐらいの集団で話すこともあまりないです。何が言いたいのかというと、学生のうちの毎日30〜40人の中での生活は今しかないと言うことです。全校で行うような数百人単位の朝礼も社会人になるとありません。つまり人前で話す機会は減っていきます。

人前で話すのはセンスではない

 目立ちたがり屋の人はあまり緊張しないで話できると思いますが、大抵の人は緊張します。でも人前で話すのは、センスではありません。緊張をほぐす1番の方法は”慣れ”です。経験値があるとさほど緊張しなくなります。

例えば、自転車に最初乗るときは緊張しますよね。いつまでも自転車に緊張して乗っている人っていませんよね?そんな感じで緊張は慣れとともに薄くなっていきます。人前で話すことは生まれ持ってのセンスではありません。経験値を上げる様にしていきましょう。

準備をする

 人前で話すことがあらかじめ決まっている場合は、準備をする事ができますので、準備をしましょう。この準備をすることで緊張をほぐすことができます。壇上に立ったら頭の中が真っ白に。と言う事があったとしても事前に原稿を準備しておけば何の問題もありません。
原稿をポケットに入れておけば良いんです。準備している安心感があるだけで緊張はなくなります。

話す練習をする

 言葉の練習って結構恥ずかしいですが、経験値がないうちは仕方ありません、話す練習をしていきましょう。何度か話す練習をしていくと話す順番や構成が頭に入ってきますし。話しているおおよその時間もわかる様になります。練習をせずに原稿だけ書いて本番に臨むと、言うべき事以外を話してしまい収集がつかなくなったり、話の中で「あー」とか「えー」とかの間を持たせる様な言葉が入ってしまうこともあります。

自分の声が恥ずかしい

 「自分の声をマイク越しに聞くと恥ずかしい」と言う人がいますが全く心配入りません。なぜなら、そのマイクを通してあなたが聞いている変だと思っている自分の声は、普段周りの人に聞かせているあなたの声です。世界中で違和感を持っているのはあなただけです。慣れれば違和感は消えます。

 これから先の学生生活で、発表する機会があったら事前の準備をしっかりしてみてください。原稿に書いて声に出して練習してから望んでみてください。きっと大丈夫です。他の人が正々堂々と話すあなたをみて、「人前で話すのが苦手なひとだな」なんて思うことはありません。むしろ”得意な人”に見えます。

まとめ

 発表の機会があったら率先して引き受ける様にしてください。自分にプレッシャーをかけるのはいやですが、そのうちプレッシャーに感じなくなってきます。社会人になってからは人前での話す練習や機会は中々ありません。学生のうちから話す経験値を高めておくと、あなたの人生が少し豊かになります。たとえ失敗したといても結構周りの人は聞いているようで聴いていないものです、失敗しても気にしない。ぐらいの気持ちで気楽にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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