中小企業の企業研究は突撃がおすすめ【インパクト大です】

 就職希望先が大手企業の場合は企業情報が開示されていることも多いので、企業研究を進めやすいのですが地元の株式も上場していない様な中小企業の場合は、企業情報が圧倒的に少ないです。中小企業の業界研究や企業研究は机上だけではなく実際に足を運ぶことも必要になってきます。

中小企業の業界研究

 業界研究については上場企業の場合と大差ありません、業界研究を進めていくと名前も聞いたことのないような中小企業が業界トップだったりするので、中小の優良企業を発見するにはとても良いツールです。
 業界研究をせずに企業名のネームバリューのみで企業を選んで企業研究を進めていくと、業界を俯瞰して見る能力が付きません。希望の企業があったならその企業の属する業界の研究も進めましょう。それによって面接時に他社と比較した志望動機が話せるようになります。

中小企業の企業研究

 中小企業は企業情報を深く開示していない事が多く、企業毎に開示している内容も異なります。ですので中小企業の研究をするときは自分でスプレッドシートやエクセルシートなどに必要事項を書き出して準備しましょう。HP上では限られた内容しか載っていないので、説明会等に参加して実際に担当者から説明を受ける機会を多く持つようにしましょう。

調査項目を明確に準備しておく

 会社名、代表者名、資本金、創業年月日、事業内容、従業員数、売上高、営業利益などなど、調査する項目は事前にメモ帳に書き出しておきましょう。準備することで、複数社調べた時にその違いが明確になりますし、説明会や面接で「質問ありませんか?」と言われた時に聞けるようになります。頭の中に入っているつもりでも、人事担当者に対面すると記憶が飛ぶこともありますし、メモに残しておくことでメモを取る人間だとみられるメリットもあります。事前に調査項目を明確にすることで聞き忘れもなくなります。

HPを見る

 企業サイトは基本中の基本ですよね。それに加えて就活用のサイトがある場合もあります。両方チェックしてみましょう。企業サイトの中途採用と新卒用の就活サイトがある場合、両方を比較して、記載内容に違いがないのかもチェックしましょう。就活サイトの記載内容から従業員に対しての向き合い方が見えてきますし、中途と新卒の給与差額である程度の待遇も予想できます。

官報を見てみる

 中小企業では決算書の開示はありませんが、官報への開示はあります。官報での企業情報は確認しておきましょう。とはいえほとんどの企業は官報の公告はしていない事が多いので、公告しているだけでも信用度は上がります。定款によって官報か自社HPでの広告が基本的な公告になりますので、公告をしている企業はどちらかで売上と利益は知る事ができます。

合同説明会に参加する

 多くの中小企業では企業説明会に複数回参加することは少ないです。マイナビやリクナビの合同会社説明会が複数あったとしても中小企業が毎回参加することはあまり多くありませんので、説明会に行く度に違った中小企業が参加しているはずです、説明会は多く参加して企業情報得る様にしましょう。

企業説明会に参加する

 合同説明会の後は、企業独自開催の企業説明会に案内される事が多いです。企業説明会はその担当者が事業内容や就業スケジュールなど。その企業でのは働き方の具体例なんかを紹介します。企業を深く知るきっかけになりますので参加しましょう。OBや OGがいる場合もありますので、その時はどんな会社か思い切って聞いてみましょう。
 企業単独の説明会は、その会場の雰囲気からも職場の空気感がわかります。これは参加してみないとわかりませんのでぜひ行ってみましょう。

一次面接に参加する

 企業説明会で聞ききれなかったことは、一次面接ぐらいは参加しても問題ないです。志望じゃないからと面接を受けない人もいると思いますけど、面接官にも質問はできる事が多いので質問しちゃいましょう。一方で自身の面接練習の場としても使えちゃいます。なので参加してみるといいですよ。

聞ききれていない質問は電話して直接聞く

 実はこれが一番いい方法だったりします。合説等に出てきているような企業の場合は新卒が欲しいので、直接電話しちゃってもOKです。「合説で聞ききれないことがあったので確認させてください」と言われても悪意がない事は明確ですし、自社に興味を持ってくれているのに嫌な気はしませんし、就職意欲の高い学生に見えます。志望動機が高い場合は自分の名前も覚えてもらえますので一石二鳥です。

面接の準備は万全に

 一昔前だと、中小企業は面接だけで合否を決めていたこともありましたが、今はしっかりと適正と筆記を実施する企業がほとんどです。
 志望者が多くないのに何でするの?と思うかもしれませんが、”準備する姿勢があるか”をみています。ESの書き方ひとつでもその人の志望の度合いはわかりますし、適正や筆記に望む姿勢でもわかります。思いが行動に出ないと合格は難しいのでしっかりと対策をしておきましょう。

外部の知恵を借りるのもあり

 学校には就職支援センターが設置されていたりしますし、市町村でも相談室があったりします。そのような公的なものもフルに活用しましょう。
民間でも無料で相談できる場所があるので、活用されることをお勧めします。
自分の事を客観的にフィードバックもらえる機会はそうそうありません。就活は自分をセールスする場所でもあるので、フィードバックは自分の将来の財産になります。

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まとめ

 中小企業は大企業に劣らぬぐらい労働環境が良い企業も多いですし、将来伸びる分野で業績を伸ばしている企業もあります。大企業に働いていても将来の安定は望めない現在では、地元の中小企業にフォーカスして就活してみても面白いのではないでしょうか。

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