すぐに行動できる人って、いいなぁって思いますよね。私もすぐに行動したいのですがなかなか動けない人の一人です。夏休みの宿題も最終週まで取っておいてましたから。
行動の早い人と遅い人の違いは何でしょう？
行動が早い人と行動の遅い人の違いは「意識」です
行動が早い人は何も考えないで決めているわけではなく、「迷うなら難しい方を選ぼう」と決めている場合や「迷うと行動できなくなる」ことを知っているからです。無意識に即行動ができる人はそうそういません。
なぜなら、人間は”生きる”という本能、「生存本能」があります。世の中に変化が起きると自分の生存確率を上げるために変化に対応する必要がでてきます。対応するにはそれなりの時間と体力を使いますし、順応するまでの間は命の危険が出てきます。なので”自ら変化を起こす・受け入れる”というのは人間の生存本能的にはないことです。そのことから、行動が早くなるためには自分で”意識”して決断していることが多いです。
行動が遅い人は悪いのか
行動が遅いというのは悪いことではありません。行動を遅くしているのは、リスクを回避する能力が高いとも言えますし、自分のメリットを最大化するために考えている時間とも言えます。しかし時間は無限にあるわけではありません。中にはリスク回避を考えていたつもりが、行動しない合理的な理由を一生懸命に考えている人もいます。
行動しない理由を考え始めていると気がついた時は、自分が消極的になっているということに気がつくことが大切です。
行動が早い人は得をする
夏休みの宿題を早めに終わらせる方が気楽に遊べる
お客様への対応が早いと信用度が上がる
流行りに先んじて乗ることで先見性が身に付く
などなど、書き出してみると当たり前かもしれませんが、自分がすべきことを先に終わらせているので、時間に余裕ができます。子供だったら余った時間で自分のやりたい自由研究に時間を取ることができたり、仕事であれば新たな仕事を覚えて業務の幅を広げることもできます。
行動が早い人は行動が遅い人に比べると、新たな分野へチャレンジする機会も多いので、先行利益が取り易くなります。例えばYouTubeの場合は。数年前は素人のチャンネルが大部分を占めていましたのである程度のクオリティでも登録者は伸ばせていました。しかし、コロナ禍でテレビなどの出番を失った芸能人などがYouTubeに動画を上げるようになり競争が激しくなりました。その結果今から始めようとする素人の我々は芸能人相手に結果登録者を伸ばすことが必要になり。再生数を伸ばすことが以前より難しくなりました。YouTubeは一般化したので先行者利益がなくなった状態です。
芸能人の方々でも早々にYouTubeを初めている方は先行者利益を取れています。今から始めたのでは簡単ではありません。YouTubeに関しても行動が早い人の方が得をしていると言えます。
行動するために
最初の方に書きましたが、すぐに行動できないのは「本能」です。だから考え方を「意識」して変えることが必要です。
行動した場合の良くなることを考える
行動した結果をイメージしてください、行動しなかった場合と比較して単純にどちらがいいですか？
いいと思ったら行動をすると決めましょう。
考える時間は短く３秒で決める、迷ったらやらない
長く考えても出てくる答えは一緒だったりします。
３秒ほど考えて迷いがあるようであれば、やめていた方がいいです。
大変だけど楽しそうと思った場合は行動に移しましょう
To Do Listを作る
行動しようと決めた次の日、やっぱり後にしよう。などど思わないようにするべきことを書き出しておきましょう。「モチベーションが乗らない」などとモチベーションを理由にすると長続きはしません。モチベーションは関係なしにやることを決めて実直に行動しましょう
失敗は負けたことでも恥ずかしいことでもない
失敗した姿を人に見られたら恥ずかしいと思う人がいます。１回で成功する人１０回チャレンジして１回成功する人。周りから見たら同じです。成功に至るまでの経過は周りの人は気にしていません。
頑張ったとか頑張ってないとかいう以前にチャレンジしていないで終わってること多くないですか？本気でチャレンジすると周りのことなんて関係なくなります。失敗は話のネタぐらいにしか思わなくなります。どんどん失敗しましょう。
突然自分を変えるのが恥ずかしい。
〇〇しなきゃ、〇〇であるべきはやめる、それは自分が勝手に思い描いているだけの固定観念であって、周りの人が望んでいることではないことが多いです。
自分のからは自分が破るしかないので。しなければならない、的な考え方は一回お休みしましょう。
他人の評価は気にしない。
何かと人の行動を揶揄する人は少なからずいます。多分その人はあなたの行動が気になっているんでしょう。テスト前に勉強したか聞いてくる友達っていますよね。あれと同じです。やらないことに同調して安心しても現実は一つも変わりません。あなたはあなたです。気にしないで行動しましょう。
今から行動を変えてみる。
これは誰にでも簡単にできます。自分の中にあるルーティンをあえてやらない。ということです。
例えばコンビニでお昼ご飯を買う時に、自分のお昼の定番を買わない。いつもと違うコンビニのお店に行ってみるとか、通勤に使う道を変えるとか。
自分の普段の行動をちょっと考えてみてみください。多くの部分で自分で考えないで行動できるようにルーティン化されているはずです。この考えないで決めていることをちょっと意識して変えてみましょう。行動を変えることで自分の心の中の目ないブレーキが解除されてきます。
行動が遅い自分を変えたいのなら、今の自分を変えることです。大きな一歩を踏み出す前に小さな一歩踏み出してみましょう。
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