新入社員が入ってきたり移動したりが多い時期は、人に教えられたり、教えたりする機会が多くなります。教えていると気がつくのですが、インターネットでググればわかることを自分で調べないで人に聞く人が結構多かったりします。
学校などの教えてもらえる環境に居るとなかなか気が付きにくいんですが、いざ社会に出てみると結構多いんです。実は８割ほどの人は調べない人もしくは調べるのが苦手人だと言われています。
ググらない人の傾向
ググらない人には傾向があります。
人との会話が大好きな人懐っこい人。会話が大好きなので調べるよりもコミュニケーション能力を発揮して聞いたは方が早くて簡単だと考えています。
自分に自信が持てない心配性な人。心配だから自分で調べるより誰か知識のある人の意見を確認したくなります。
どちらも悪意はありませんが、基本的に自分のことしか考えてなく相手の時間を奪ってしまうということに気がついていません。
教えた事をメモしないで忘れて再度質問
メモは基本ですが、人に甘えることが普通である人にはメモを取る習慣がありません。
「厳しいこと言って〜でも教えてくれるんでしょ」と考えていたりします。「メモを取るように」と注意しますが本人が必要だと思っていない限りメモの習慣化は難しいです。
聞いた方が早いと思ってわからないとすぐに質問
調べればわかる事についても甘えて聞きます。業界の慣例など特殊な事情の場合は調べてもわからないことが多いのですぐに聞くべきですが、それ以外の一般常識については自分で解決しないと身につきません。質問してくる人の多くは質問内容が特殊なのか一般的な事なのかの違いが理解できていない人も多くいます。
どうしたらいいかわからないとすぐに質問
「この仕事って、これでいいんでしたっけ？」とマニュアルもメモも見ずに確認してきます。考えることすら拒否している状況です。いちいち確認されるのであれば、貴方じゃない他の人に頼んだ方がいいです。ってなります。
質問できるのは新入社員の１年間と仕事の引き継ぎ期間だけど覚悟する
新入社員の教育や仕事の引き継ぎには基本的に１０人いたら７・８人ぐらいには理解できるように作られています。一度の引き継ぎで理解できないのは、メモをとってなかったり、「今はわからないけど後で聞けば良っか」と他の社員に甘えている場合がほとんどです。
学生時代と違って会社は競争の社会です、他の人が出来て自分が出来ない場合は当然自分の評価を落とすことになります。
質問するのことは人の時間を奪うこと
質問をされると相手は今の仕事の手を止める必要があります。質問に答えて下の業務に戻るまでは５分から１０分程度かかります。質問のたびに自分の仕事を止めることになるので、一度の質問が５分だとしても５回質問を受けたら２５分相手の時間を奪うことになります。質問をするときは相手の立場に立って考えましょう。
ググれば解決することがほとんど
専門的なこと以外についてはググれば解決します。PCの利用方法や一般常識と言われていることはほとんどWEB上で見れます。しかも無料です。
自分で調べようとする前に人に聞いてしまうのは、調べるのが面倒臭いという自分勝手な理由の場合がほとんどです。今はほとんどの人がスマホを手にしています、調べようと思うか思わないかの差でしかありません。
一方では人から質問されることに喜びを感じて積極的に質問や相談にのる人もいます。もし質問されることに喜びを感じているような人がいたら自分の時間を守るためにも黙って距離を置きましょう。
ググらない人は成長しない理由
ググって調べることがしない人の多くは、相手の人生の時間を奪うということをなんとも思っていないという考え方が全てに影響してきます。社内で質問しかしない人間が他社のお客さんと折衝した場合、わからないことがあるとお客さんを質問攻めにすることが容易に想像できます。その結果、こちらの企業全体の信用を失うことになります。そんな人を社外に出す訳にいかず、ルーティンワークをこなす役目に回す方が面倒がない。という理由から成長の機会を奪われます。
本人は質問しなくていい仕事ばかりをこなすので、仕事をした気になっていますが、実は成長していないことに気がついていないというわけです。
ggrksは若い人には通じない
ggrksは結構基本的なことだと思っていたのですが、３０代以下の「デジタルネイティブ」２０代以下の「ソーシャルネイティブ」には通じないようです。４０代以上の世代は辞書で育っているので、WEB検索の手軽さを理解していますが、若い世代は電子辞書の世代なので手軽さのレベルが違うようです。
普段わからないことがあったとしても、ググるよりSNSなどのハッシュタグを利用して検索することが多いようです。そもそもググる文化がないんですね。
人生の時間は限られています
ググらない人は幅広い年代の人にいます。関わると自分の時間を奪われてしまうので近くに寄らないように注意しましょう。もし会社の上司にこのタイプの人間が多い場合はその会社から離れた方が賢明です。会社の上司と部下という関係性だったとしても、あなた自身の人生の時間は限られています。この人たち付き合っていくことが本当に正しい選択か一度冷静に考える時間を持った方がいいです。
自から望んで調べたりしない成長しない人たちと一緒の時間を過ごすことは、広い意味で人生の浪費になります。成長し続ける人たちと付き合う方が時間の損失も少ないですし、一緒にいることで生産性も向上しますので、非常に楽に仕事ができるようになります。
付き合う相手は自分で決めることができます。是非価値のある時間を過ごせる場所を見つけましょう。
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