休日が短く感じるのはなぜ?【休日を倍にする方法】

働いている1週間は長く感じるのに、休日はあっという間に過ぎてします。なんでだろう?なんて感じたことありませんか?

体の感覚ではもう一日休みがあっても良いのに明日からはもう仕事。

自分の感覚と時間の流れがずれていると何か損をした様な気にもなります。

週末の時間を長く感じる方法はないのでしょうか。

時間は感覚でしかない

今年もあっという間だったね。ということが12月を迎えると聞こえることが多くなります。

 1年の感覚は人それぞれです。私たちには視覚や触覚のように物理的に時間をとらえる能力はありません。時間は”脳”が間接的に把握しようとします。

 自分の興味のない授業を受けている時間はとても長く感じたり、自分の興味のあるWEBサイトを見ているとあっという間に時間が過ぎたりする様に感じます。

時間は自分の経験と比例して早くなったり遅くなったりします。

時間をゆっくりと進めるためにはどの様にしたら良いのでしょうか。

面白い動画があったので見てみましょう。

動画製作者=京都市立芸術大学 岡崎聡

①も②も同じ時間なのに、後半の②の時間の方がとても長く感じますよね。

時間を長く感じるにはコツがある様です。

休日の時間を遅くするには

時間が早く感じるのは毎日がルーティーン化していることがあるからです。

人間の”脳”は非常にエコに造られているので、前と同じ経験が続くと「前回と同じ情報ね」と同じ出来事だと認識して上書き記憶します。

つまり、同じ生活を繰り返すと脳がエコ運転になるので時間の経過を早く感じてしまうのです。

では、休日を平日並みに長く感じるためにはどうしたら良いのでしょう。時間が長く感じる様になる簡単な方法を紹介します。

「新しい体験を増やす」

今まで挑戦してなかったことに挑戦してみたり。行ってみたことがない場所に行ったりすることで、新しい体験を得ることができます。

「新しい体験」は脳を活性化させるので、時間の間隔を遅く感じることができる様になります。

「運動をする」

 休日にジムに通っている方も少なくないと思いますが、体を動かして代謝を上げるのは時間を遅らせる効果があります。

学生時代にランニングをしていた時って、苦しい時間が長く感じたことありませんか?あれです。

 人間の体は代謝を高めることで時間を遅く感じる様にできています。走っていて転びそうな時にスローモーションに感じたりするのも代謝の影響だと言われています。

意識して代謝を上げることで時間の経過を遅く感じることができます。

「映画を倍速で見る」

 今は映画を見ることもWEB上のサービスを使ってみることが多いと思います。そこでおすすめなのが、再生スピードを上げることです。

 これには慣れも必要ですが、Netflixでは1.5倍速で映画を見ることが可能です。120分の映画は80分で見ることができます。情報量としてみ圧縮して得ることができますし。短い時間で多くの映画を見ることができます。

 感動しないんじゃない?と言う声もあるかもしれませんが、慣れると普通に感動します。さらに慣れると2倍速でも普通に見ることができる様になります。

それだけでも映画の情報を得る時間を半分にすることができます。

「携帯を見ない」

 ネットを見ると時間があっという間に過ぎると言う経験は誰にでもあるはずです。本屋さんで本を探している時と同じように、何かを探すことは集中することになるので時間の経過を早めます。

 YouTubeの広告なんかもあれだけで15秒から30秒ぐらいは取られてしまうので、知らず知らずのうちに休日の大切な時間がなくなってしまいます。

「お酒を飲まない」

 アルコールは時間を圧縮させます。友人と楽しく飲んでいたらいつの間にか夜の12時を過ぎていた。なんてことも普通にありますよね。しかもその間の会話の内容なんてほとんど覚えていることはありません。

 コミュニケーションを取ったりリラックスしたりするためにはアルコールは良い面もありますが、時間の流れを遅くするためには不向きです。気をつけましょう。

ジャネーの法則

生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」

という法則です。

生きてきた年数分の一年が人生での時間の感覚であるというもので。

 1歳の時は  1年の感覚=1/1 

 5歳の時は  1年の感覚=1/5

10歳の時は  1年の感覚=1/10

50歳の時は  1年の感覚=1/50

 というように1年の感覚が5歳と10歳では10歳が半分ぐらいに感じて10歳と50歳では5倍早く感じるのです

この法則では、10歳の1日は50歳の5日分に感じると言うこともできます。

年齢を重ねるごとに1年の長さが短く感じる様になるのです。

これは新しいことを経験しているときは、時間が長く感じるのに対し、慣れたことが多いと時間が短く感じる様になるということで

子供の頃は新しい経験が多いので1日1日が長く感じ、大人になると慣れたことをくりかえることが多くなって短く感じるのです。

休日の時間を増やすのは行動力

 休みだから1日寝ていよう、とか、疲れたからどこにも出かけない。と言うことをすると時間はあっという間に過ぎてしまいます。

誰にでも平等に与えられている時間を、有効に使うのも無駄に使うのも自分自身です。

私も休日は引きこもりをしていることが多いので、非常に反省しています。 「行動力」を持って長く充実した休日を過ごせる様にしたいものです

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