乗り物酔いは、大人も子供の男女も問わず健康な人でも酔うことがあります。私自身も、酔いやすい体質なので乗り物に乗るときは気をつけています。
旅行に出かけるとなると、ある程度の時間乗り物に乗ることになります。
乗り物酔いがしやすい人は旅行も敬遠しがちになってしまいます。自分の見聞を広げるには旅行はとてもいい機会ですので、乗り物酔いを克服して外に出かけましょう
楽しく旅行をするためにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。
乗り物酔いはなんで起きる?
電車やバスや車、船などの乗り物に乗った時。当然乗り物なので加速したり減速したりしますよね。その時の不規則な揺れにより三半規管が刺激されることが原因です。
目で見る情報と、体からの情報の違いで脳が混乱することによって自律神経の反射が起き、それがめまいや吐き気などの症状になって現れます。
それ以外にも匂いやストレスなども乗り物酔いの原因になると言われています。
乗り物酔いが起きやすい状態
乗り物酔いは、睡眠不足や体調不良などの時に起こりやすくなります。睡眠不足や体調が優れない時、仕事が忙しくて疲れて居る時などは自律神経が乱れやすいので乗り物に酔いやすくなります。
特に睡眠不足は乗り物に酔いやすくなりますので、旅行や出張の前日にはしっかりと睡眠を取るようにしましょう。
また、乗り物の車内の「におい」が原因で乗り物酔いを起こすこともあります。車の場合は排気ガスのにおいや車内の芳香剤などを長時間感じることで不快になることがあります。
大丈夫だと思っていても知らず知らずのうちに自律神経へのストレスになることがあるためです。窓を開けて換気などをして空気を入れ替えましょう
酔わない三箇条
酔わないためには次の三箇条を守れば酔いにくくなります、ぜひ実践してみてください。
乗り物では細かい作業はしない
乗り物で酔いやすい人は、スマホを見ていたり本を読んでいたりすると酔うことがあります。揺れる車内では下を向いて読書をしたり細かな作業をすることは避けましょう。
読書やスマホなどを見ていて、最初は大丈夫でも5分10分とみていると次第に具合が悪くなってしまいます。子供の場合は携帯ゲームなども酔いの原因になりますので避けましょう。ちょっと酔ったと感じたら、少し遠くの方の動かないものを見ておくと気分が楽になります。
お腹が空きすぎはダメ
乗り物に乗るときには、空腹の状態は避けましょう。乗り物に乗る1時間ぐらい前に軽めに済ませておくのがベストです。酔いやすい人は濃いめの食べ物、例えばとんかつやステーキ、天ぷらなどは控えておいた方がいいでしょう。気持ち悪くなるので胃に入れたくないという気持ちもわかるのですが、胃が空っぽの状態が酔いやすいのでちょっと無理してでも食べておいた方が酔いにくくなります。
逆に満腹の状態も良くないので、腹六分目ぐらいを目指しましょう。
自己暗示をかける
乗り物酔いには、体調を万全にしていれば良いのかというと、実はメンタルの影響が一番大きかったりします。「前乗った時に酔ったから、今回もダメかも・・・・」なんていう考え方が一番良くありません。「今日は体調も万全だから余裕でしょ♪」ぐらいの気持ちで乗った方が不思議と酔わないものです。
三半規管を鍛えると酔わない
酔いの原因は三半規管が敏感であることが大きな原因となっているので。これを鍛えることで乗り物に酔いにくくなる体になることができます。
子供がよく遊んでいる公園の遊具なんかは三半規管を鍛える平衡感覚を養うものがたくさんあります。ブランコやすべり台などがそうです。大人になってからほどんとやらないと思いますが、ちょっとやってみてください。
ブランコに乗った後は結構フラフラすると思います、これは平衡感覚が乱されているという状態です。これを繰り返すことで三半規管が鍛えられていきます。
子供がいる人は子供と一緒にブランコやすべり台などを日頃から一緒に遊ぶことで平衡感覚をやしなうことができ三半規管を鍛えることができます。
また、布団で寝返りのようにぐるぐる回るような運動も平衡感覚を鍛えることができます。
日頃から三半規管を鍛えることで良いにくい体を作ることができます。
酔い止めの薬を飲む
体調も整え乗り物酔いの対策をしても不安なときは、無理せずに酔い止めの薬を飲みましょう。移動の乗り物が自分の家の車であれば窓を開けたり休憩できたりしますが、公共交通機関などの場合は、無闇に窓を開けることもできません。
酔い止めの対策をした上で薬を飲めば完璧です。もう酔うことはありません。
私自身も酔いやすい体質で苦労してきましたが、ある酔い止め薬に出会ってからは酔ったことがありません。車やバスはもちろんですが、釣り船もOKになりました。これは絶対に効きますのでおすすめです。
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まとめ
乗り物酔いをしやすい人は、普段から乗り物に乗ることを避けてしまうので、三半規管が鍛えられることも少なくなり、さらに酔いやすくなる悪循環になってしまいます。
旅行などは人生の知見を増やす楽しみの一つでもありますので、「酔ってしまうから」と移動を避けてしまうのは残念です。乗り物を避けるよりも、対策をしっかりとって数多く乗り物を乗ることにより慣れてしまった方が、「酔わない自分」のイメージができるので良いかもしれません。
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