座右の銘を面接で聞かれたときの答え方

 普段の生活の中の会話や企業面接などでよく「あなたの座右の銘」を教えてください。を言われることってありますよね。突然聞かれると、答えられなくなってしまうので、あらかじめ答え方を準備しておきましよう。

座右の銘とは

座右の銘とは、いつも自分の身近に書き記して、自分の戒めとする言葉のことである。慣用句や故事、ことわざなどの中から選ばれることが多い。簡単に言うと、自分が生きていく上で大切にしている言葉のことである。<weblio辞書>

とあります。ですので簡単にいうと「普段から自分が意識して生活している言葉」ということになりますね。

 座右の銘の具体例は四文字熟語・偉人や有名人の名言などが一般的ですが、実は自分がいいなと思った言葉ならなんでもいいんです。
 映画やアニメなどで気に入った言葉があればそれを座右の銘にしましょう。本を読むより映画を見ることが多い人なんかは映画の台詞の方が心に入ってきますし、質問された時にスムーズに答えることができます。

座右の銘を聞く意図

なぜ面接官は座右の銘を聞くのでしょう?

 面接の場は、短い時間であなたの個性や人柄を見る場です。あなたの座右の銘からは、あなたが普段どのような行動をしているのか、何に気をつけて生きているのか。がわかります。
 例えば座右の銘が「有言実行」だった場合は、目標を設定したら達成するための努力を怠らない人という印象を持ちます。

面接官は貴方が仕事に対してどのように向き合うのかを見るために座右の銘を聞くのです。

ですので企業面接の場合、もし企業理念と反対の座右の銘の場合はその答えは避けたほうがいいです。というか、座右の銘と異なる企業理念の会社には入らない方がいいでしょう。

座右の銘の答え方

座右の銘や高校時代の出来事の答え方はこのパターンで構成することで纏まりやすくなります。

構成を考えないで話すと纏まりにくくなりますので簡潔に答えましょう

初志貫徹を例にお話しするとこんな感じです。

私の座右の銘は初志貫徹です。

 高校時代にバスケ部に所属していた私は、入学当初からレギュラーとしてインターハイに出場すると決めて練習に取り組んできました。同級生からはそんな大きな目標を最初から持つなと馬鹿にされましたが、インターハイ出場を目標として日々過ごしているうちに、私一人の目標が仲間の目標にもなり、チーム一丸となって練習に取り組むことができました。

 惜しくも後一歩のところでインターハイ出場は出来ませんでしたが、最初の想いを貫き通すことで、仲間の意識にも影響を与えることができたので、充実した高校での部活生活を過ごすことができました。

社会に出た後も入社時の思いを忘れず、新たな目標を掲げて取り組んでいきたいと思います。

初志貫徹だと頑固だというイメージもありますので。座右の銘に掲げる言葉の裏の面に対しての質問の回答も準備しておきましょう

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座右の銘を無理に決めない

 座右の銘は貴方という人物を一番近い言葉で表すことでもありますので。
「みんなが知らないような言葉にしよう」とか「カッコいいからこれにする」という決め方は避けましょう。座右の銘をやむなく面接用に準備することもあると思いますが、自分が本当に感動した言葉にしましょう。

自分の考えと違う言葉を選ぶとエピソードも何も浮かばないですし、面接で嘘をついたとしても後々自分が辛くなってしまいます。

座右の銘は一つじゃなくてもいい、無くてもいい

 一つじゃ無いといけないような気がしますが、長い人生座右の銘が変わることもあります。変わる、というよりは座右の銘が増えると言ったほうが近いです。人生の師匠になる言葉は一つじゃなくても全然いいです。いいとこ取りしてください。

 探したけれど座右の銘が見つからない、という場合だってあるはずです。嘘ついて適当な座右の銘を作るよりもよっぽどいいです。無理に見つけるものでは無いですからね。

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まとめ

 面接用に、と座右の銘を決めることもあるでしょうが。面接用に決めて準備を進めていくうちに自分の中に無意識に言葉が入ってきて、知らぬ間に本当の座右の銘になってしまうこともありますので、適当に決めないほうがいいです。自分に合う言葉を見つけてくださいね。

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