時間の感じ方に違いがあるのはどうして?

 私たち全員に平等に与えられているもの、それは”時間”です。大人も子供も、お金持ちもそうでない人もみんな平等与えられているものです。
 時間は時計で測ると1秒が60回あって1分、1分か60回あって1時間、1時間が24回あって1日となります。毎日同じ時間を過ごしているはずの私たちですが、楽しい時は早く過ぎたり、つまらない時間は遅く過ぎたり。いろんな感じ方をしています。

今日は時間の感じ方の違いについて考えてみました。

時間の感じ方は主観的なもの

 視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚のような五感を言われる感覚については私たちの体に感覚器官と言われるものが体にありますが、”時間”は目で見たり手で触ったりと、感じることができないものです。
私たちは時間を測るため、脳が間接的に感じて時間の経過を記憶しています。時間を感じようと意識すると、集中するあまり時間の経過を遅く感じ、時間の経過を気にせず他のことに集中している時は早く感じるようになります。時間の流れは脳がその時何に集中しているかで変わっていきます。
私たちが感じている”時間”は人それぞれの主観的なものになります。

大人になると時間が早く流れる

 私たちは大人になると時間が早くなった感覚になります。しかし、幼少の時は時間が早くて大人になったら早く流れていくわけでは当然ありません。幼少の1秒と今の1秒は同じです。ではなぜ早く感じる様になるのでしょうか。

ジャネーの法則

19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネが発案した法則です。

人生を”1”として考え、年数を分母として一年を数値化したものです。

例えば1歳の時の1年を1/1とすると、2歳の時の1年は1/2なので1歳の時の倍のスピードで過ぎていき、5歳の時は1/5なので1歳の時の5倍のスピードで過ぎていくという考え方です。

なので20歳の時は、1歳の20倍、5歳の4倍の速さで時間が過ぎていくように記憶されます。
40歳では20歳の倍です、20歳の一年が40歳の半年ぐらいの感覚になります。

主観的な人生の折り返しは20歳

 人生を90歳と仮定して、記憶のある3歳前後から計算していくと主観的な人生の折り返し地点は、なんと20歳前後と言われています。20歳なんて成人式を迎えたばかりでまだまだこれからですし、人生が楽しくなっていくのもこれから先の様な気がしますが、時間の主観的な捉え方ではちょうど真ん中になります。

時間の感じ方を遅くする

 人生の中間地点が20歳だと言われるとちょっと寂しくなったりもしますが、時間がすぎる感覚を早めない様にする方法はあります。

 時間は自分の”脳”の感じ方で変わっていきます。そのため毎日のルーティンを避け機械的な行動をしない様にする事が良いです。学校を卒業する頃には出来ないことより出来ることの方が増えていますし。就職して働き始めると仕事と家庭の往復で毎日がすぎることも多くなるので、脳への刺激が少なくなります。

新しいチャレンジ

 発表会の直前の時間や運動会での自分の出番の前なんかは、時間が長く感じたりしませんか。転校して新しい学校へ入った時の1週間や転職して新しい会社に入った時の1週間はそれまでの1ヶ月以上の感覚になったりします。
 人間の本能として身に危険を感じて回避する時は時間の感じ方が遅くなります。新しいことを始めるのはプレッシャーやストレスにはなりますが、新たな挑戦は人生を豊かにします。今の環境に慣れ過ぎていると感じたら新しいことへチャレンジしてみると、時間の感じ方を遅くすることが出来ます。

新しい経験を積む

 自転車に乗ること、泳ぎを覚えること、跳び箱を飛ぶこと、逆上がりすること、などなど子供のことは覚えることが沢山あって、放課後の遊びの中でも新しい経験がたくさんありましたよね、大人になってからだと出来る事の方が多いので、日常の生活を繰り返しているだけでは新しい経験を積むことが中々難しくなります、休日には新しい経験になるようなことをしてみると、いつもと違う長い休日になるかもしれません。

まとめ

 人生で全ての人に平等に与えられているものは”時間”です。そして何より大切なものも自分の人生の”時間”なのではないでしょうか。
 ジャネーの法則は時間の感じ方を数値に置き換えて説明した法則で、全ての人がこの考え方に当てはまるものでもありません。一年があっという間だった、季節があっという間に変わってしまったという感覚になった人はこの法則を思い出して少し行動を変えてみてはいかがでしょうか。

 チャレンジや新しい経験を得ることから、あなたの人生の時間が長くなり、素敵な毎日を過ごせたらいいですよね。

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