正社員でアルバイトでも、組織においては指揮命令する系統がありますので、上司という存在があります。
仕事をする上で、上司との関係がストレスと言うのはよく聞く話です。社会人で職場で嫌いな上司がいる割合は7割以上と言われています。
しかし、あなたへの仕事の方向性や仕事の指示をするのも上司ですし、あなたの仕事に対しての評価もします。なんだったら給与の金額や処遇まで上司が決める事だってあります。
あなたの上司はただの「嫌いな上司」というだけであればまだ良いのかもしれませんが「ウザい上司」だと対応も大変です。
こんな上司はウザい
「指示が毎回違う」
上司がその上司の指揮命令系統で動いているので、毎回内容が変わったりします。朝令暮改は当たり前です。自分に責任が来ないように対応することに必死です。
「なんでも丸投げ」
自分が仕事をしないで部下に丸投げしてきます。仕事の内容を全て把握して欲しいとは思いませんが、なぜその仕事が必要かは理解して欲しいところです。上司の上司からの指示を丸投げのパターンもあります。この場合はこちらが苦労して仕上げても自分の手柄にしてしまうことがありますので注意が必要です。
「指示が感情的」
お天気屋さんの上司に多いです、しかも自分が気分屋だと気が付いていないことが多いので「私は公平に判断している」自信は持っています。自分の体調やその場の感情で指示を出すのはやめましょう。
「PCが使えない」
自分の若い時は〜と若い人たちを否定しつつ、新しいことを取り入れることが苦手で、自分はパソコンの操作をしません。自分が正しいので覚える気もさらさらありません。時代に付いていく気がないのでその部署や会社ごと時代に乗り遅れる危険性があります。
ウザい人は一定数いる
ウザい上司は自分の会社だけと考えてしまいがちですが、人が居る以上自分と合う人と合わない人は出てきますので、合わない人は居ると考えましょう。転職すれば当然人間関係も変わるので一気に解決することもありますが、解決しないことも当然あります。転職が正義と考えると転職先で同じような人種が居て後悔することもあるので、慎重に考えましょう。
例えば就職や転職をする際の面接の場で、自分と合わないタイプが面接官だった場合は経営者も同じようなタイプであることが多いですし、他の部署にも同じような人が多い可能性が高いです。そもそも社員を扱う部署に感じ悪い人を置くのですから、推して知るべし。就職してから悩むことがないように、最初に就職先や転職先からは外したほうが無難です。
ウザい上司の上手なかわし方
ウザい上司に絡まれた時、どのようにかわすのが良いのでしょう。相手によって通用するものとしないものがありますが、自分に不満があることの裏返しでウザくなっていることもあります。まともに受け答えすると疲れますので適当に流すようにしましょう。
認めてあげる
マウントを取ってきたり去勢を張ったりする上司への対応方法ですが、このような人の特徴は、自分のプライドが高い割には実力や実績が伴っていないことが多いです。自分に実力がないのにプライドが高く「負けたくない」と考えています。
過去の栄光や学歴、既婚の有無、乗っている車の車格、住んでいる場所なんかで比較してでも優位に保ちたい気持ちがあります。自己肯定感が低い人が多く、誰かの評価を気にしています。
「〇〇さんすごい!」と言われたいのです。なので嘘でも良いので「すごいですね」「さすがですね」と相槌を打ってあげることで満足します。くれぐれもお世辞やおべんちゃらにならないようにしてください。お世辞になってしまうと自分の心が疲れます。
正面からぶつかってみる
意外かもしれませんが、文句ばっかり言ってくるウザい上司に反抗したら態度が軟化したと言うこともあります。上司にしてみたら、どのように接して良いのか分からず対応に困っていたら、指示ができないと思われ結果ウザがられてしまったと言う場合もあり、一度正論をぶちかましてみる手もあります。
距離を取る
業務上の判断をまともにできない上司の場合は、距離を保つようにしましょう。仕事の流れの中で上司の関わる部分を極力少なくし、最初と最後の確認だけにしてそれ以外は関わらないようにする、関わる場合もリモートやメールにするなど極力接点を減らします。視界に入ることがストレスになるようであれば、自分の視界から無くすようにしてみましょう。
相手の考えは変わらない
他人の行動や考え方は簡単に変えることができません。上司であれば尚更、仕事に関しては絶対の自信があるはずです。部下の話を聞く耳を持たない上司に対して何を言っても無駄です。
正しいことや正論が勝つとは限りません、誰に対してもですが「相手の意見を変える」と言うことは不可能ですので、変えようとすることはやめましょう。
反論すると損
基本的にどこの組織でも反抗することは基本的には「損」になりがちです。上司との良好の人間関係ができている場合は別ですが上司とうまく行っていない場合「私の意見に反抗してきた生意気なやつ」と思われてしまう可能性があります。「上司なんだから部下の意見ぐらい公平に聞けよ、そんな偏見は持つなよ」と思うかもしれませんが、上司も人間だと言うことを理解しておく必要があります。
反論する場合は一度上司の話を全て聞いて、自分で飲み込んでから話すようにしましょう。相手の言葉を遮って「その意見には反対です!」と言い出してしまうとわがままな人に見えてしまうので注意してください。話を最後まで聞くのは社会人の基本ですしね。
それにもし反論して、自分の意見が取り入れられたとしてウザい上司の手柄になっても嫌ですからね、ウザい上司には反論すると損することが多いです。
まとめ
合わない人は一定数います、私自身の経験では、ウザい人が上司なってしまった場合には「自分が成長する機会」と割り切ってしまって接するようにすることが一番ストレスが少ないかったです。一緒に仕事をすると自分が考えて予想したことよりも斜め上の回答が飛んでくるので「おっ、そうくるか」と逆に楽しんでいました。いい意味での耐性もつきますので、楽しんでみることも解決方法の一つかもしれません。
ですが、本当に自分のメンタルがボロボロになって会社すら行きたくないという状況であるなら、思い切ってやめちゃった方がいいです。命を削ってまで働くことはありません。
ウザい上司に何を言われてもあなたの価値は変わりません。さっさと退職して楽しい人生を選びましょう。
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