新しい環境に行ったり、新しい年が始まったりしたときに。「今年は〇〇をしよう」「来年の今頃までには〇〇の知識を得たいな」と目標と立てたりしますが、でも実際は三日坊主で終わってしまったり、目標を立てただけで終わっていたりすることって少なく無いですよね。
なんで目標を立てても、達成できないことの方が多いのでしょうか。
目標に向かって進める人と、目標を立てて全く進めない人の違いは何なのでしょうか
目標はざっくり立てた方が気持ちいい
「知識の多い人になる」「ジムに通って格好いい体になる」なんて目標を立てただけ何もしていない・・・・って事ってありませんか?
実は私たち人間は”変わろうと決めた”という思い込みだけで満足してしまうのだそうです。
「今のままじゃダメだから変わらなきゃ」と考えて「明日から〇〇しよう」と決心するだけで、変わった気になって満足してしまうのです。困った人たちです。
実際には立てた目標に対して、行動を起こさない限り、当然何も変わる事はありませんので、「思い込みに騙されないぞ」と自分に言い聞かせざっくりと目標を立てて満足しないように気をつけましょう。
決心することは気持ちいいことだけどその先に、地道な努力があることを理解しておきましょう
目標は数値化しないと意味がない
例えば、「何でも知っているような知識の多い人になる」という目標を設定した場合、その目標達成の為には何をすればいいのでしょう。
目標達成までの手法を自分の中で洗い出し、そして何をすれば目標に近づけるのか迄を具体化していきましょう。知識を得る為には読書を多くしてインプットの量を増やしたり、多くの人に会ってそこから情報を吸収する必要があります。
それを具体化すると
「1ヶ月に10冊本を読む」「1ヶ月に1人新しい知り合いを増やす」といったよう言い換えることができます。
どうでしょう、「知識が多い人になる」という目標が「1ヶ月10冊本を読む」と具体的に数値化すると一気にやる気が冷めませんか?
目標を数値化すると、やる気が無くなる
目標をざっくり立てると、満足感がありますが、その目標を具体化すると一気に現実的になってしまいやる気がなくなってしまいます。
これは何故なのでしょう。
それは私たちは、その行動が地味で1日や2日で結果が出ないことを無意識に理解しているからです。夏休みの宿題は1日で終わらないことを経験上知っているように、すぐに結果なんて出ない。と無意識に自分自身で新しく行動することにブレーキをかけてしまいます。
目標を達成するためには。数値化して具体的にしないと行動ができません、行動をしないと目標は達成できません。
目標を達成する為に、まずは今までの自分を変える必要があります。今までの考え方は捨てましょう。
目標に挑戦する時のコツ
人の目を気にしないこと
達成できなかったりしたら笑われるんじゃないか。などと人の目を気にすることはありません。周りは自分が思っているより貴方の事は見ていません。自分が立てた目標ですから人からどう見られているかなんか気にする必要はありません。
失敗するもんだと覚悟する
プロ野球選手だって最初からホームランを打てるわけではありません。何千回何万回と素振りをしてホームランを打てるようになるのです。失敗することは逆にチャンスです。失敗には学びが多くあります。失敗した場合はしっかり自分で振り返りなぜ失敗したのか、今度はどうしたら良いのかを考え、自分の糧にするようにしましょう。
失敗は学ぶチャンスです。
継続するを決める
何度も失敗が続いたりすると、心が折れてしまってもう辞めてしまおうと考えることもあると思います。自分では気がつかないかもしれませんが、失敗のたびに少しずつ経験値を得ています。経験値が重なってレベルアップするものです。継続することを決めて経験値を貯めることを楽しみましょう。
時間を作る
目標を達成する為には、まず今までの行動を変える必要があります。1日は24時間しかありません。「よしやろう」と思ったところで今までと同じ行動をしていたのでは新しく行動する時間がありません。行動する時間を作るためには、今までの習慣を少しだけ変える必要があります。例えば、毎晩夕食後のテレビの時間を1時間減らしましょう。そうすれば目標達成の為に使える時間ができます。
現代の人は隙間時間をYouTubeやTikTokなどのWEBメディアに取られてしまっています。携帯電話を自分の手元から離すなど、意図的に時間を作るってみてはいかがでしょうか。
実践あるのみ
目標を立てることはお正月や新学期などを迎える時、節目節目に考えることが多いですが、年末には「あれ?今年の目標って何だっけ?」ってことも多いのではないでしょうか。
今年こそ、自分を変える挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
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