DXに強い社員になると稼ぎやすくなります【必須スキル】

 皆さんの会社はどうですか?

 IT業界は別として、建設業界やサービス業、流通業などその他の多くの業界では新しいことに取り組むことが遅い感じることないですか?時代の流れに乗らなきゃと思いながら現状の仕事に埋没している。そんな状況が続いていますよね。それでも時代の波は確実に進んでいます。コロナ禍の影響もあり”労働環境”の流れはめちゃめちゃ早く進んでいます。

この状況の波に乗るのか波に流されるのかは自分次第です。
しっかりと準備をして波に乗れる人材になりましょう

DXってなに?

 DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。
 

2018年に経済産業省が公表した定義では

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

と言われています

 私たちの身近にあるDXでは、AmazonをはじめとするECサービスがあります。皆さんも覚えがあると思いますが、何かを買い物かごに入れると、それに付随するオススメ機能やカスタマーレビューなど、ユーザーの行動を分析して提案してきますよね。これもDXです。
 金融機関では口座の開設から振り込みの手続きも全てオンライン上で行えるようになったのもDXの実例です。このようにデジタル技術を活用したサービスは業界や業態を問わず多く存在してきています。

DXが進むにつれて予想される変化

 今はDXと言われてもピンと来ないかもしれません、でも確実にその波はきています。
 皆さんが使っているスマホですが。2010年の普及率は4・4%でした。誰もがガラケーの方が使いやすいと信じていたし疑わなかったですよね。でもその10年後の2020年ではスマホ普及率88.9%となり、ほとんどの方がスマホを利用するようになりました。

 「DXなんて進まない、まだまだ先のこと」と考える方も多くいらっしゃいますが、確実にDXの波は来ています。どうせ時代は進むのですから、自分から時代の先端を歩いた方が楽に生きていけるようになります。

テレワークの定着

 テレワークの定着はさらに進みます。現在の導入企業は6割ほどですが、ありとあらゆる企業でテレワークの働き方が選べるようになります。エッセンシャルワーカー以外はテレワークで対応する時代がすぐそこにあります。それに伴い企業サーバーなどはなくなり、あらゆるファイルがクラウド化されていきます。

SFA・CRMツールが主幹システムに

人口減少が続いている日本は必然的に労働力が減って行きます、会社は企業活動をある程度自動化する必要が出てくるのでSFAツールやCRMツールを活用する企業が増えます。企業の営利活動を”仕組み化”することで合理的な企業経営が可能になります。

チャットツールでの報告が標準化

電話という仕組みは相手の時間を奪う行為でもあるので徐々に陳腐化して行きます。働く人がいないので効率を最大化する必要があるためです。電話ではなく、履歴の残るチャットでの会話の方が相手の時間も奪わず、資料も同時に共有出来るので効率的に会話ができます。

DXが進んでいくと社員には何が求められるのか

 DXが進んでいっても顧客が評価をする価値は、実は今とあまり変わらず「感動や共感を体験すること」ですよね。機械的なお店よりも暖かみのあるお店に心は惹かれます。効率化が進んでいっても購入者はやはり人間です。いかに商品プラスアルファの価値があるかで消費者は購入するかを判断します。
働く社員に求められることも普遍的なものと新たなものに分けることができます

課題発見力

そのプラスアルファを形や行動にできることが社員に求めらています。そのプラスアルファが何なのか?それを発見でき、それを周りの社員で共有できるように言語化する能力が求められいます。

課題解決力

今のデジタル技術で課題解決のためにどのような手段があるのかを知っている必要があります。またその事例や自社に置き換えたときの解決案などを出しながら、ある程度の条件の整理ができる力が必要です。

プログラミング力

自分でプログラムコードを書くことができるまで必要とは感じませんが、プログラム言語を学ぶことでDXを初めIT化が進んでいく社会では活躍できる場は間違いなく増えて行きます。

まとめ

 課題発見力と解決力はDXが無い時代から普遍的に求められている能力です。それに加えてこれから発展していくDXに強い社員になるためにはプログラミングなどの直接的な知識が不可欠です。
 プログラミングなどの知識を持っているITリテラシーの高い人材を「デジタル人材」なんて呼ばれ方がされています。企業の中で「デジタル人材」になることで企業の根幹となるシステム開発管理やマーケティングなど経営の中枢の業務行うようになります。そして「デジタル人材」は慢性的に不足しています。
 自分からデジタル人材になることで、転職も優位に進めることができますし稼ぎやすくなります。今からプログラミング始めてみませんか?

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