意識高い系を馬鹿にするとヤバいお話

以前にも書いていたりしますが。意識高い系のお話です。

意識高い人たちは、知識をつける為や必要に迫られて「勉強」をしていますよね。

でもそんな意識高い系の人をよく思わない人だったり、嫌いだったりする人っているじゃないですか。

 意識高い系を鼻で笑っている人や意識高い系を無意識に嫌う人の多くは、知識量や情報量が足りてないですよね。本気で馬鹿にしているのなら「あんたヤバいよ。馬鹿にしてる場合じゃないよ」と感じます。

 意識高い系が嫌いなのは「勉強している人」を「勉強していない人」が馬鹿にしていることにとっても似ています。しかも相手を意識しているんですよね。全く気にしてなければ、勉強している人を揶揄する必要なんてありません。自分に負い目や焦りがあるから揶揄したり気になったりするのではないでしょうか。ましてや社会人になると勉強する機会も減るので気になるのかも知れません。負い目や焦りがあるのなら真正面から解決するしか無いです。

社会人は勉強する習慣が無い理由

 過去の日本の会社は終身雇用が普通だったので、新卒で入社すると定年まで一生面倒を見てくれるのが普通でした。「転職なんてよっぽどじゃないと考えられない」っていうのが普通の考えです。ですので社会人になったら勉強なんかせずに業務を一生懸命こなすことを良しとしました。それで出世もしましたし、給与も上がってきました。

 極端な話ですが、役員や上司に気に入られていれば、その会社で働き続けてるうちは安泰だったんですよね。

実は意識高い系は世界的には普通

意識高い系は勉強し続ける人たちって考えると、世界的に見ると普通のことなんです。

実は日本の社会人ってめっちゃ勉強しない一族だって知ってます?

 学生時代は高校受験、大学受験と勉強する機会が多いですが、就職して社会人になった途端に安心してか全くと学ぶことやめてしまいます。

 なんと社会人の平均勉強時間は一日6分だそうです。まぁ平均なので勉強している人としていない人を混ぜた数字なので、ピンときませんが、実際にはどれぐらいの人が勉強しているのかというと33.1%(2018年 東洋経済コラム)らしいです。
 つまり3人に一人、それも短い時間しか勉強していないことがわかります。

年収1000万円を超えるビジネスマンは読書量が多い

 国税庁の民間給与実態統計調査によると給与所得が1000万円を超える人っていうのは全体の僅か5%程です、900万円以上でも6・9%程となります。この5%層の人達の読書量ですが、平均年収層(400万〜500万円)と比較するとビジネス書を3倍読んでいるようです。
 本ばっかり読んで頭でっかちなだけじゃね?と思うかも知れませんが、情報収集が出来ているだけ何もしていない人よりは選択の幅がありますから何倍もいいですよね。
 ちなみに漫画は平均年収層が1000万円そうの8倍読んでいるようです。

 じゃあ1000万層も全員読んでいるのかというと、”読まない”という人が一番多いのです。勉強=読書というわけではないですが、1000万プレイヤーで36%、平均年収層で44%が読書をしないというのが現実のようです。

働く環境は終身雇用からジョブ型に変化

 終身雇用が崩壊してきていて、これからはジョブ型雇用になると言われています。ジョブ型は専門分野の人材を採用してプロジェクトの運営をしていく雇用スタイルです。(ジョブ型雇用関係の記事はこちら
 雇用契約が個人のスキルに依存した形態になります。つまり。勉強してスキルを磨かない大人たちは落ちていく。というなになります。

本格的な副業解禁と終身雇用崩壊はすぐそこ

 段階的に副業解禁はされていますが、実際に副業している人にはほとんど会うことがありません。実際に副業を始めようとすると副業するにも学びは必要です。差別化のためにも自分の今の仕事プラスアルファの”売り”は必要です。

 副業が解禁されてから”学び”始めても遅いですよ。だって”意識高い系”の人はずーっと勉強を続けているので、その差は歴然です。
 改めて意識高い系を馬鹿にしている人は時代に乗り遅れそうな状況にあるっていうことに気が付きましょう。無駄なプライドはさっさと捨てて行動しましょう。

まとめ

 勉強しない日本人って言われ始めてから5年ぐらい経つでしょうか。でもまだまだ勉強している人は少ないです。1000万プレーヤーの読書量が3倍なのであれば、逆にいうと3倍読めば1000万プレーヤーに近づくこともできるはずです。わかっているのだから直ぐに動いた方がいいですね。私も最近読書量が減ってきたので、これを良い気付きと思い、読書しようと思います。

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