リーダー必見!部下が自主的動き出す指示の方法

 自分がリーダーや責任者の立場になってみると、メンバーや部下が「自分の指示に従ってくれない」「言った通りに動いてくれない」と悩んでしまう事がありますよね。まして初めて部下を持ったときなんかは、「どう指示していいのかわからない」と考え込んでしまうこともありますが、実は部下側にしっかり伝わっていないと言うことが大きな原因です。

「言った」「指示した」ではなく「理解してもらう」「伝わる」と言うことを意識してみましょう。

言ってしまいがちなNGワード

「なんで指示通りにできないの?」
「前も同じミスしたよね?」
「何回言ったらわかるんだ!」

などなど、相手を攻めるような言葉は全てNGです。

 40代以上の方々だと鍛えられて育ってきた方も多いので、それぐらいの厳しさは当たり前と考えがちですが、抑圧してもチームのパフォーマンスが上がらないことはもはや常識です。そればかりか、パワーマネジメントは信頼関係が出来ていないとパワハラと取られてしまう可能性もありますので、この様な言葉は使わない方が得策です。

指示したのに動かないのは伝わっていないから

 部下がミスをすると「俺はちゃんと言ったよね」と部下に責任を押し付ける人がいますが、言ったとは思いますが伝わっていない、と言うのが本当のところなのでは無いでしょうか。部下側としてじゃ「確かにそんなこと言ってたかもしれないけど、具体的な行動までは指示されてないからわからないよね。」と思いますし、必要な情報を伝えてくれない上司としての認識も持ちます。

上司の悩みとして

「きちんと状況を把握した報告がない」
「言われたことをやるだけで、自分で考えてない」
「やる気があるのか無いのかわからない」

と言う話をよく聞きますが、部下のせいにしても話は進みません。

この様になる原因は一つです「コミュニケーションが不足している」ことです。

指示したことに関しては3つの質問で確認

 部下と「言った」「言わない」は不毛な時間です。部下から見たら上司が責任をなすり付けている様に感じるのであなたの”信頼”も削られていきます。
 後々その様にならないように、仕事を依頼する段階でしっかりと伝わっているかの確認しましょう。伝わっているかは簡単な3つの質問で伝わっているかどうかの確認ができます。

指示したことの意味はわかるか

 指示した内容についての前後のストーリーが理解してもらっているのかを確認します。相手に自分の言葉で復唱してもらう様にします。

 例えば商品の陳列の場合「商品を出しておいて」と言う指示の下には「今日のお客さんの構成はどうなっているのか。仕入れの状況やオススメ商品は何か」などを全て理解して自主的に動ける様になります。

指示を納得しているか

指示されている意味は理解しているけど、自分は納得していない。

「その指示じゃ無い方がいいのに」と感じていて納得していないと言う事を防ぐ質問です。

「言われた通りに動けばいい」と考えてしまう人もいるかもしれませんが。納得しない行動では「自主的」な動きはありませんし、チームのパフォーマンスは上がりません。

指示した行動が描けているか 

 指示の意味も理解していて納得はしているけど、スキルが無いので何をしていいかわからない場合はこのケースに当たります。
 行動の確認は実際に1日の行動スケジュールを口頭で説明してもらいましょう。
その行動の中で不安が残る場所を事前に察知できれば安心して行動に移ることができる様になります。

質問の必要性

 毎日こんな面倒な質問するの??とリーダー側が面倒だと感じてしまうことがあると思います。しかし1日行動して間違えた場合のリスクを想像するとこの3つの質問を事前に行うだけで指示が伝わらないリスクが防げますので、非常にコスパの良い管理方法だと考えられます。

 しかも毎日続けることで、この質問自体がコミュニケーションツールにもなりますので、部下のスキルが把握できる様になり質問の必要性も少なくなっていきます。

ミスが起きた時は上司が責任を取る

「なんでミスしたの?」
「どうしてそんなことが起きるの?」
「ちゃんとやったの?」

と実際に部下を責め立てる上司がいますが、それは質問ではなく「詰問」です。答える側が萎縮してしまい「これ以上責められないよう黙っておこう」と考えてしまいます。言っている側が気持ち良いのかもしれませんが、これが言葉に出てしまう上司は、あまりにも周りへの影響を考えて居ない証拠です。

それに、失敗する度に責め立てられる環境では普段から自主的な動向ができなくなります。失敗した時ほど上司がしっかりケアをしましょう。

「なんで」「どうして」と言う質問は自分の考えと違う時に出る言葉なので、その様な質問方法はやめましょう。正しくは「何があったの?」「何が起きたの?」と言う聞き方になります。

普段から上記の3つの質問を続けていると部下とのコミュニケーションは取れている状態になるので責められている感覚では無いはずです。

ミスが起きた時に部下の責任にするのは上司ではありません。責任は上司が取るものです。

その上で「〇〇さんらしく無いけど、何があったの?」とそのトラブルの原因を探して再発防止策を講じます。これを繰り返すことによってあなたのチームは自主的に行動できるように変わっていくはずです。

まとめ

 チームとして自主的に行動するためにはサッカーのように自由に動ける環境を作る必要があります。そのためにはチームや会社としての「型」が必要です。3つの質問で「型」を作っていけば、何をすればゴールに近くなるかの認識をメンバー全員で持つ事ができます。

 それにより、個人個人が自由に働ける環境が生まれるのです。そのためにリーダーや責任者は司令塔の役割を毎日コツコツとこなしていくのです。

 人は1日で変わることは難しいです。「担雪埋井(タンセツマイセイ)」人を育てることは時間がかかります。自分も育ててもらったはずです。自分が受けた恩を若い人に「恩送り」してみてはいかがでしょうか。

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