会社には何分前に行けばいいの?

学生の時って登校が〇〇時までって明確に決まっていますよね。
しかし、会社の場合は始業と終業の時間は決まっていますが、具体的に何時にまでには机に座っているとかの指示ってない場合が多いです。

「大人だから自分で判断してね」ということでもあります。

では。実際に働いている人たちは始業時間のどのくらい前に出社をしているのでしょうか。

平均の出社時間は始業の30分前?

 ある調査では出社時間の平均は30分前だったそうです。
そんなに早くくる??って言うのが私の感想で、ちょっと調査内容を調べてみました。

 この調査は9時を終業開始時間としていて30分刻みのアンケートだったようなので、当然選択肢は30分前が一番多くなると思われます。なるほどね。
実際に会社で働いている感覚では10分〜15分ぐらい前の出社が一番集中している時間帯です。

出社時間は人によって様々です。会社は早く出社するものだと1時間前に出てきているという人もいますし、朝の7時前に出社して会社で新聞を読みながらコーヒーを飲むのが日課になっているような方もいます。これらの方々と同じように考えて、早く行った方が効率的だと考え無理に早起きをしようとすると疲れてしまいます。

出社前のコーヒーが好きな人も

人間には朝方や夜型など、それぞれの特性があります。自分の生活ペースを崩すような早起きをして出社するのは、逆に疲れてしまうのでやめておきましょう。

あまり早く出社すると残業扱いになる

「残業」という言葉の雰囲気から、終業時間を過ぎて夜遅くまで残って仕事しているイメージがありますが、実際は始業時間の前に仕事をしている場合は「早出残業」として扱われる場合があります。

 最近は”労働時間”について会社は過敏になっていますので、行き過ぎた早出をすることで会社から「早く来ないように」と言われる可能性もありますので注意してください。

出社時間でマウントを取る人

「新入社員なのだから先輩社員より早く出社しろ」

「俺は1時間前に来ているのだから、部下のお前も1時間前に来い」

 なんて言ってくる先輩社員は結構な確率でいます。自分がそのようにして育っていたのでそう思うのは当然ですが、今の時代ではパワハラに該当する可能性もあります。就業時間前に出社するのは、終業開始時に仕事をスタートできる体制にするための準備時間をとっているようなものです。

 早く来て先輩の仕事を手伝うと言うことがあった場合それは「労働時間」となりますので「残業」として扱うべきことになります。

それに法律的には時間ギリギリに出社したとしても、勤務できる体制になっていれば問題にはなりません。

出社時間でマウントを取ってくる社員は

「私は時間内で仕事が終わらないので、早く出てきています」と言っているようなものです。
貴方の周りにいたら、そっとしておいてください。

もし、会社全体が毎日早出や残業は当たり前。と言う風潮だった場合は早めに退職することをお勧めします。勤務時間内で収益が取ることができない会社やがて潰れます。

新入社員の許せない行動No. 1は”遅刻”

これは当たり前かな。と思いますが遅刻は厳禁です。絶対にダメです。

 ギリギリ出社でも法的には問題ないのは前述しましたが、ギリギリ出社はメリットがあまりありません。毎日時間ギリギリでは当然、遅刻してしまう可能性も多くなってしまうからです。

新入社員の許せない行動No. 1がなんで遅刻なのか?ということですが、理由はいくつかあります。

遅刻は他人の時間を奪う

 仕事は一人でやることは多くなく、ほとんどは会社の同僚や協力してくれる他の会社と共同で行うものです、そのため遅刻をしてしまうとその関係者全ての仕事をストップさせてしまうことになるのです。誰だった他人の時間を平気で奪う人と一緒に仕事はしたくないですよね。

お客さんとの信用を無くす

 人と人との繋がりは信用があって成り立っています。頻繁に遅刻を繰り返す人は、”お客さんとのアポにも遅れる可能性が高いです”と自分でアピールしているようなものです。

「大丈夫、お客さんに訪問する時は絶対遅れないから」と考える人もいるかもしれませんが、普段の練習でできないことが本番でできることはありません。バットを持ったこと無い人がホームランを打てないのと同じです。

「5分ぐらいの遅刻で大げさなんだよ。商品の質は変わらないんだから」と考える人もいるかもしれませんが、「私は時間の管理もできないダメな人です」と周りには映ります。遅刻は何よりも自分の信用をなくします。

やる気の無い証明

 社会は競争社会です、あなたと同じスキルと同じ給与だとしたら、遅刻を繰り返す人と絶対に遅刻をしない人どちらと一緒に仕事をしたいですか?どちらにあなたの仕事を任せますか?後者ですよね。普段から見られていないようで見られています。

 遅刻を繰り返すと貴方を選んでくれる人は減っていきます。

「遅刻はしない人」は得

 遅刻をしない人である、というのは当たり前かもしれませんがかなり大切な事です。「遅刻しない人」はあなたの大切な信用の一部なのです。

遅刻しない人と思われているだけでも、得することは多くあります。
通勤電車が遅延して会社に遅れてしまった場合
「遅刻しない人」という認識がある人の場合、周りの人たちは

「どうしたんだろう?何かあったのかな?事故じゃないと良いけど・・・・」

と考えます。

これに対していつも遅刻している人の場合

「今日も遅刻だな、寝坊でもしたんだろ」

と考えられてしまいます。

本当はどちらも同じ理由なのに、相手に与える印象はここまで変わってしまうのです。

まとめ

時間通りに出社する。とても当たり前のことですが、これがお客さんとのアポイントの時間を守ると考えたらどうでしょう。

時間通りに報恩してもらえない営業マンに対して、信頼して自分の会社の仕事を任せられるでしょうか?

私なら時間通りに訪問してくれる人に仕事を任せます。

「ちょっとくらい遅れても別にたいしたこと無いでしょ」と考えているのなら

何もせずに自分の立場を悪くしているようなものです。

時間を守れない人は当然営業の成績も良くなりません。

たかが遅刻、と考えがちですが「時間通りに行動できる」ということはこれだけで、十分価値があることです。

ちょっとだけ時間の管理に気をつけてみませんか。

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