新しい仕事のやり方がわからない上司が結構多い

 わたしたちはお願いされたり頼まれたりすることってありますよね。

仕事の勤務時間であれば業務の依頼も来ますし。プライベートで友人から頼まれごとをすることだってあります。

私たちが行動するときは「こなすこと」に集中してしまっていて、どのように行動したら効果的なのかを具体的に考えることは少ないです。

実際に職場で

「仕事のやり方を一番最適な方法でやっていますか?」

と聞かれると

「もっといい方法があるもしれないけど、教えてもらった同じいつもやっています」

と答える人が多いですよね。

無意識で行動できるのはある意味素晴らしいことではありますが、自分の仕事を無意識にこなしてしまうのは注意が必要です。

自分で考えて行動する癖をつけないと、気がついた時には自分からは何も指示のできないような指示待ち人間になってしまいます。

自分で考えずに仕事をしても評価されてしまう

 会社という組織にいる場合は、自分のことを評価してくれるのは直属の上司である場合が多く、多面的に評価をされることはそんなに多くない。極端な話、上司の命令だけをしっかりと聞いて実行しているだけで、会社からの評価は上がります。

 中間管理職と言われる係長や課長ぐらいまでは周りの評価なんてあまりありませんから上司から依頼された仕事をこなしているだけで評価が上がって行くのです。

評価されて管理職になったときに気がつく

しかし、上司の命令だけで管理職に就いた場合は実際に部下を持つと壁にぶつかります。

「部下をどう使っていいのわからない」

「仕事って何をすればいいの」

今まで言われた事しかしていないので、他の誰かを使うことができません。目標をどのように達成していいのかを描けないのです。

考えない人は責任を取りたくない

言われたこと教えられた通りに行えばOKと考えているので、自分の仕事には自信がある人が多いです。

しかし、仕事のやり方を自分で考えたことはないので、教えてもらったことをそのまま行います。
そのやり方が間違っていたとしても気がつくことができません。

例え間違っていたとしてもそれは

「やり方を考えた人の責任」

と考えるため、自分ごとだとは思ってもいないですし、その責任なんて知りません。

考えない人がマネジメントする部署

考えない人がマネジメントする部署や会社の多くは保守的な会社になります。

 会社の方向性を決める会議では、自分が責任を取りたくないので会議参加者による”多数決”で決議します。当然その結果は多くの人が”間違いが少ないだろう”と思う回答に票を入れますので誰が見ても間違いないであろう回答にはなります。

 しかし無難な決定は会社にとってマイナスでしかありません。誰も思いつくアイデアを事業化して行くので、大手資本には絶対に勝てません。大きな失敗は少ないかもしれませんが、大きく成功することは無くなります。

 会社の株主や利害関係者にとっては安定した企業に見えるかもしれませんが、挑戦もしないので当然成長もしなくなります。将来的には先細りの企業になっていきます。

そんな会社なので、新しいことに意欲的に挑戦したい社員は退職し他の企業へと移っていきます。

 自分で考えることができる社員も同様です、他の企業からのスカウトも来るでしょう。先ほそりの会社にいるメリットはありませんので退職していきます。

その結果挑戦もしない古びた会社になって行くのです。

考えない人は周りに流されるだけ

 人は自分の環境に影響されて生きています。勤勉な友人が周りに多い場合は、朝から集まって勉強することもあるでしょう。もし勉強嫌いで遊び人ばっかりの友人が多い場合は朝から遊んでしまうでしょう。私たちは無意識に周りからの影響を受け周囲と調和して行動するようにできています。
「あなたの周り5人の平均があなたである」と言われるのはこのことです。

 芸能人の家に生まれれば芸能人の友人が増えるので当然その道に進みやすくなりますし。お医者さんの家庭に生まれても同様に、周りの環境に影響され医者を目指そうと自然に思うようになります。それは環境がそうさせているので、至って自然なことです。

 普段から、仕事の方法や自分の生き方などを考えていない人の周りは、同じような人が多くいるはずです。考えないで仕事をしている人の周りには、同じように考えないでこれから先をついていく人しか集まりません。

気がついたら行動しよう

 もしあなたの周りに何も考えていないで仕事をするような人がいるのなら、その人とは距離を取るようにしましょう。考えないような悪い習慣を持つ人が近くにいることであなたも考えないようになってしまいます。

自分で”考える”ことに気がついて仕事の方法や生き方をしっかりと考えたいのなら、普段から仕事のやり方や生き方と考える癖のある人と一緒にいるようにしましょう。
 あなたの周りにそのような人がいない場合は、その会社が良くない場合が多いです。思い切って環境を変えましょう。

1年我慢して退職の機会を伺うより。思い切ってやめて新しい環境で新しい1年を過ごす方が何倍も有意義です。

【退職代行ガーディアン】

実際に私の周りにも「あの人しっかりしているな」と見えていた人が、会議などでは一言も発言しなくて、実は普段から何も考えないで仕事をしている人だった、という事が多くあり驚きました。

そんな人が自分の周りに多くいると途端に生産性は低くなります。

誰かに聞いて仕事をするのであれば、その人は不要ですよね。

そんな人間にはならないように日々気をつけていきましょう!

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