ブラック企業は長く勤めても良くならないので辞めるのが得策

4月に入って新しく就職した方や転職をした方も多いのでは無いでしょうか。

もし会社がブラック企業だったらどうしますか?

 社会とはこういうものだ・・・と考えて、ブラック企業に長く在籍してしまうと、「ブラック企業なのに気がつけない」ようになってしまいます。感覚が麻痺してしまうんですよね。

「この会社はおかしい」と気がつけるのは入社して間も無い時期です。もしあなたが入社してこの会社おかしいんじゃない?と思うことがあったら注意が必要です。感覚が麻痺する前にブラック企業なのか見極めるようにしましょう。

コレがあったらブラック?ブラック企業の5つの特徴

日常的に採用活動をおこなっている

 人の入れ替わりが激しい会社では、常時人が足りません。なので日常的に採用活動をしています。求人サイトや求人誌にずっと採用の記事が掲載されていたりする場合は注意が必要です。とはいえ伸びている業界も求人募集をしているので慎重に見極める必要があります。

 「若い力が活躍しています」とか「アットホームな会社です」とか「若い幹部社員が多数」なんて言葉を売り文句にしている企業は、入れ替わりが激しくて辞める人が多いから若い可能性がありますし、アットホームな会社も親子という上下関係が支配している可能性がありますので辞めておいた方がいいでしょう。

マニュアルが無く精神論

 あなたの入社した会社に業務マニュアルがない場合は注意です。今時「見て覚えろ」という会社はふざけています。効率悪すぎです。基本どんな会社でも業務マニュアルは整備されていて当然です。マニュアルがないということは、人それぞれにオリジナルの仕事のやり方があるということなので混乱します。

 一番偉い人の方法がベスト。というような謎の理論にもなります。仕事の基本になるものがないので、改善もできません。忙しくなると気合いで乗り切るという荒技になります。

マニュアル整備がされていない会社は注意です。

サービス残業当たり前

 サービス残業が常態化している会社は、「30分前に出社して掃除しなきゃいけない」とか「先輩より先に退社できない」という謎ルールがあります。

 通常は会社に残っていると残業代金を従業員に支払わなければならないので、上司や先輩は仕事がない限り早く帰らせるようするはずですし、それが普通です。
長時間労働が偉いという風潮がブラック企業の可能性が高いです。注意しましょう。

脅して退職させない

 「辞めるなら代わりのやつを連れてこい」なんて言葉で辞めさせないようにする会社も多くあります。社員側には職業選択の自由がありますので、辞めた後の人の世話なんて関係ありません。無視しましょう。

給与天引きの罰金がある

 「会社の備品を壊したから罰金」なんてことを聞いたことがありますが、故意に壊した訳ではないのなら通常罰金なんてありません。経年劣化で壊れるかもしれませんので従業員の責任にはなりません。給与には全額支払いの原則がありますので、天引きされたりしたのなら労働基準監督署に相談した方がいいでしょう。

ブラック企業に入社してしまった時の対処法

 隣の芝生が青く見えるように外から見ていた状態では会社の中身はよくわかりません。実際に就職してみたらブラックだった。なんてことはよくあります。

では実際にブラック企業に就職してしまった場合はどのように対応したら良いのでしょう。

「なるべく早く辞める」

この一択です。

会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】

 入社した会社がブラックだった場合は、さっさと辞めることが得策です。長く在籍してしまうと、先輩や同僚に情が移ってしまって「私が辞めたら〇〇さんに迷惑がかかる」と余計な考えを巡らせてしまい辞められなくなります。また、長くいることで上司からの圧力を常に受け続けるようになってしまいパワハラ上司に睨まれたら動けなくなるような精神状態にされてしまうこともあります。

 長く在籍することに何もメリットはありません。そのような状態になる前に退職を決断しましょう。退職することにて適当な理由がない場合は「家業を継ぐ」とか「両親の面倒を見る為に田舎に帰る」とか会社が引き止めにくい理由にしましょう

未払いの残業代があれば請求する

あなたが長い間ブラック企業で働いていたのなら、未払いの残業代がそれなりにあるはずです。

 通常残業代は定時を過ぎてから1分単位で計算して支払うのが基本です。意外にもブラック企業じゃなくても、残業代の時間計算が30分単位だったり15分単位だったりする会社もあります。本来であれば切り捨てされずにもらえるお金ですので、残業代は労働基準監督署や弁護士さんに相談してしっかりと請求しましょう。

ブラックバイトも注意

 ブラック企業は正社員だけではなくアルバイトにも当てはまります。仕事を覚えるための研修だからと時給が出ない時間に出社させられたりすることも違法です。研修だって仕事の一部です。

 辞めようとしても次のバイトが見つかるまでは辞めるなとか、遅刻したから罰金とかも全て違法です。もちろんセクハラやパワハラも違法です。

 アルバイトだから仕方ない・・・と泣き寝入りすることはせず、自分自身でしっかりと学んで対応するようにしましょう。

まとめ

 ブラック企業には入社しないことが一番幸せですが、もしブラック企業に捕まってしまったらさっさと辞めましょう。ブラック企業自体は違法な営業体系を継続的に繰り返している可能性が高いので、ある意味社員に訴えられることには慣れています。

 相手は会社という組織です。1対多数で戦うのは圧倒的に不利です。戦う場合は一人で戦おうとせずに第三者機関である労基や弁護士に相談しましょう。

 もし悩んでいるのなら、あなたの一度きりの人生の大切な時間をブラック企業で過ごすことに何の意味もありません。思い切って環境を変えてストレスのない環境で働いてみませんか。

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