反抗期、誰にでも来ますよね。幼児の場合は赤ちゃんからの子供への移行のときに、中学生では子供から大人への成長への過程で、反抗期はやってきます。子供から反抗されるのは少し寂しくも悲しくもありますが正しく成長できている証拠とも言えるので親の立場としては見守ってあげたいですね。
今回は5歳児の「中間反抗期」に対しての対応を心構えを考えていきます。
反抗期とは
一次反抗期と二次反抗期があるとされています。
一次反抗期は2〜3歳ぐらいまででイヤイヤ期と言われていたりします。自我が芽生えることで”自分”と大人の主張の違いから生じます、発達の程度により様々なイヤイヤ期があるそうです。
二次反抗期は小学校高学年から中学校の思春期の時期に起こるとされていて、思春期での急激な体の成長や学校での生活環境の変化などから、心と体のバランスが崩れて周囲に犯行的な態度をとることがあること。
考えてみると親である自分も反抗期はあったわけですから成長の過程おこる普通のことです。
5歳児の反抗期
5歳児の反抗期を「中間反抗期」と呼ばれています。一次反抗期は親と一緒にいることが当たり前の”赤ちゃん”でしたが、5歳を過ぎる頃から自分を一人の人間として意識するようになり、自分の意思を持って行動しようとし始める時期です。言葉も覚えて来ますので「パパとママだってしてないじゃん」なんて口答えしたりしてきますので、イヤイヤ期よりも大変に感じます。
親以外の大人に対してや幼稚園、習い事などの友達関係ではいい子のことが多いのも特徴です。いわゆる「内弁慶外味噌」の状態です。
反抗期に効果的な3つの対策
たかが子供の反抗期と安易に考えて適当にあやしていると、余計な一言が元になって反抗期が長引くこともあります。一人の人間として扱い、大きな気持ちで見守りましょう。
本気になって話を聞く
子供は自分なりの言葉を使って不満などを伝えて来ています、それを「うるさい!」「今いそがしいから後にして!」なんて言葉で後回してはダメです。反抗期は言葉で物事を解決する方法を身につけるいい機会でもあります。これは子供だけではなく親にとっても同様です。態度が悪いとか言葉が乱暴とか色々注意したくなると思いますが、まずはきちんと話を聞いて、大人と同様に接するようにしましょう。
家庭が話を聞いてもらえる場所だと思えることで心に安心が生まれるようになります。
否定の言葉を使わない
一生懸命に話をしているのに「無理」「無謀」「無駄」などをはじめとする否定的な言葉は使わないようにしましょう。例えば「youtuberになりたい!」と言われても「そんなの無理」と返すとのではなく「どうしたらyoutuberになれると思う?」と相手の考えを促すようにします。何かを伝えるときも「歯を磨きなさい」「寝なさい」などの命令形ではなく「そろそろ9時も過ぎたから寝る前に歯を磨いてくれない?」命令ではなく相手に依頼するようようにすることで、素直に行動に写せるようになります。
心と時間に余裕を持つように心がける
子供に対応するのは、とても時間のかかることですし、話をしっかりと聞くとなると”イラッ”としない為にも心の余裕が必要です。夫婦仲も大切です、日常的に喧嘩が絶えない夫婦のもと生活すると子供ながらに「自分のせいで喧嘩しているのでは」と思ってしまいます。夫婦円満で仲良く生活しているのも子育てには重要な要素の一つです。
とってはいけない行動
子供と接するときにとってはいけない行動があります。親の言動は思う以上に子供を傷つけてしまいます。親としての自覚を持ちこのような行動は避けましょう。
手を上げる:暴力は絶対にいけません。受ける子供も暴力を振るうことが当たり前と勘違いします。
他の子供と比較する:相手の子に対しても要らぬ敵対心を生んでしまいます、そもそも比べるものではないですよね。成長のスピードは人それぞれです。
同じことを何度も愚痴る:一度言えばわかります。愚痴るのは自分が言いたいだけです、子供には届きませんのでやめましょう。
反抗期が辛いのは子供も一緒
中間反抗期は子供が成長している証でもあります。心が成長していくからたくさんの疑問が生まれ反抗的になってしまうこともあります。親が愛情を持って接してあげれば、必ず乗り越えることができます。これを乗り越えることも親として寛容さを身につけることにもなりますので。反抗期も楽しんで乗り越えましょう。
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