ワンコを初めて飼ったけど、なんかご飯食べない・・・・痩せてきた。なんで?って思うことありませんか?
私も二匹のマルチーズがいますが、「マルチーズあるある」で食欲がない場合が多いです。
迎え入れた時は体重が減りすぎて、避妊手術もできなったぐらいです。
今では標準体重以上になってしまいそうなぐらい元気なのですが、食欲がない状態って心配ですよね。
食欲がない状態からどうすれば早く回復できるのでしょうか。
犬がご飯を食べない理由は主に3つ
1.病気
2.ストレス
3.老化
です。人間と全く同じですよね。
病気で食べない場合
一番心配なのが病気による食欲低下ですよね。犬は当然人間の言葉が話せるわけではないので「具合悪いよー」なんて言ってくれません。私たち飼い主が早く異変に気がつくことが必要です。
そのためには日々のコミュニケーションをしっかりと取りましょう。
成犬であれば体力があるので発見が多少遅れても大丈夫な場合が多いですが、子犬や老犬などは体力がない場合は注意して見守る必要があります。
普段元気な犬が突然食べなくなったり、読んでもベッドから出てこないなど、いつもと様子が違う場合は病気を疑いましょう。下痢が長く続いたりする場合も消化器系の異常である場合もあるので病気を疑い、動物病院へ連れて行くようにしましょう。
ストレスで食べない場合
人間と同じで犬もストレスを感じるとご飯を食べなくなることがあります。ストレスが原因の食欲がない場合も、私たち飼い主が気がついてあげる必要があります。
引っ越しをしたり、、ケージの場所が変わったり、犬が増えたりする場合でもストレスを感じますし、飼い主とのコミュニケーションが不足していてもストレスを感じます。散歩に行けない、飼い主と遊べないと言うこともストレスです。
私たちが犬のストレス解消にと考えて連れて行くドックランも、初めての場所だったり、多くの犬と会ったりすることで、普段と違う刺激からドッグラン自体をストレスに感じる犬もいます。
ストレスが原因でご飯を食べない場合は、そのストレスを取り除いてあげることが1番の対処方法です。一緒にいる時間を増やす。散歩の距離を長くする。いっぱい遊んであげるなど。犬との時間を多く取ることで解決することができます。
老化が原因で食欲がなくなる
加齢によって基礎代謝が減り、お腹が減らなくなるのは人間と全く一緒です。一般的には7歳をすぎたら老化が始まるとされています。
犬の老化の中にも私たちの目に見えるものはあります、可能な限りその老化の原因を取り除いてあげましょう。例えば歯石がたまって歯槽膿漏になっている場合は歯石を取ってあげる必要がありますし、若い時と同じドックフードのままでは消化器官に負担になる場合もあります。
食事の姿勢も大切です。地面に置いた食器から食べることは老犬には負担になることがあります。犬の胸の高さあたりまであげられる一段高い台を置いてあげることで改善することができます。
飼い主としては元気に動き回る姿を見ることが一番です、老化が原因であっても出来ることはたくさんあります。いろいろ探して試してみましょう。
無理に食べさせない
元気に走り回るのに、ご飯は食べない。こんな時は無理に食べさせなくても大丈夫なようです。食欲にムラがある犬は結構いるようなので、1度や2度食べなくても心配ありません。1〜2日ぐらい様子を見てみましょう。無理に食べさせること自体もストレスになりますので程々にした方が良さそうです。
我が家のマルチーズも、おやつは喜んで食べるのにご飯は食べない。という謎の食欲不振でした。
嘔吐も下痢も無いようであれば問題ないのでしょう。犬種によっては、食べムラがあるものもいますので、一概にご飯を食べないから=病気というわけではないようです。
食欲不振の予防策は?
病気の疑いがないのであれば、ストレスになることを取り除いてあげます。そして大切なのは運動です。
運動量が足りないとお腹が空きません。しっかりと散歩などの運動をさせ、おやつなんかも減らして空腹にしてあげることが一番効果が高いです。
ご飯の時間をしっかりと決める
しつけの一つですが、食べないからといっていつまでもフードの入った食器を出しておくのは逆効果です。犬が「いつでも食べられる」と感じてしまうとご飯の時間に食べなくなってしまいます。
ご飯の時間を決めて決まった時間(15分ほど)だけフードを出すようにしましょう。その時間で食べなかった場合は片付けてしまうようにします。
これにより「ご飯はすぐに食べないとなくなる」という認識ができますので、次第に時間内で食べるように変化していきます。
フードを変えるのもあり
フードを変えてあげることも効果があります。
「フードは変えない方がいい」という人もいますが、犬も好みがありますので好みに合ったフードを見つけてあげましょう。
我が家のマルチーズの場合、いろいろなドライフードやウエットフードを試しました。でも全然食べてくれなかったのです。やはり犬も好みがあるのでしょう。フードを変えた途端にしっかりと食べるようになりました。今はモグワンやカナガンなんかを中心にご飯をあげていますが、ドライフードだけでもちゃんと食べてくれます。飽きない程度にローテションしながら出してあげることで食欲の減退を防ぐことができます。
まとめ
ワンコの食欲不振にはなんらかの原因があることが多い様です。その中には私たち飼い主で予防できることも数多くあります。
普段からしっかりとコミュニケーションを取って体調の変化に素早く気がついてあげる様にしたいですね。
犬の寿命は15年ほどです、人間の1日は犬にとっての5〜6日、1日散歩に行かないと1週間引きこもってた事と同じになってしまいます。「私たちと一緒にいられて幸せだった」と思ってもらえる様に、ワンコと共に楽しい日々を過ごしたいですよね。
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