仕事の嫌なことを家まで持ち帰ってしまう人へ|今夜、少しだけ心を休ませる考え方

帰り道に外の空気を吸い、気持ちを整える40代会社員のイメージ 仕事
今日は、仕事の外にいる自分を大切にする。

仕事で嫌なことがあった日の帰り道。頭では「もう終わったこと」と分かっているのに、会話や表情を何度も思い出してしまう。家に帰っても気持ちが休まらず、寝る前まで悩んでしまう。

そんな日が続くと、仕事そのものよりも、「ずっと考えてしまう自分」に疲れてしまいます。

私は、仕事であった嫌なことを比較的持ち越さない方です。嫌なことがあった日は、いつもと違う行動をするようにしています。趣味のお店へ寄って、欲しいものを見てみる。友人とご飯を食べる。少し遠回りして、普段と違う景色を見る。

この記事は、「すぐに切り替えられる人になろう」と言うためのものではありません。仕事の悩みを一人で抱え込みすぎず、今夜の心を少し休ませるための考え方を、一緒に探していきます。

仕事の嫌なことは、あなた自身の価値ではない

上司に注意された。取引先とうまく話せなかった。同僚との空気が悪くなった。こうした悩みは、相手がいるからこそ生まれるものが多いと思います。

相手もまた、その人なりの立場や事情の中で仕事をしています。言葉がきつく聞こえたとしても、それがそのまま「あなたの人間性を否定された」という意味とは限りません。

仕事で起きた問題は、仕事の中で向き合えばいい。自分の価値まで、会社や誰か一人の意見に預けなくて大丈夫です。

自分の価値は自分が決める。誰かの意見で、あなたの価値は揺るがない。

考えてしまうなら、無理に目をそらさなくていい

「忘れよう」「気にしないようにしよう」と思うほど、かえって頭から離れなくなることがあります。

そんなときは、無理に考えるのを止めるより、少しだけ整理してみましょう。たとえば、メモに次の三つだけ書きます。

  • 今日、実際に起きたこと
  • 自分が気になっていること
  • 明日になったら確認・相談したいこと

一人で悩んでも解決しにくいことは、相手がいて初めて答えが見えてくることもあります。今夜、答えを出せないなら、明日の仕事の時間に考えればいい。そう決めて、いったんノートを閉じましょう。

嫌な日の帰り道に、いつもと違うことをする

気持ちが仕事の場面に張り付いているときは、頭の中だけで解決しようとしない方がいいことがあります。短い時間でも、自分をいつもと違う環境に置いてみてください。

  • 趣味のお店に寄って、好きなものを見る
  • 一人で抱え込みそうなら、友人と食事をする
  • 一駅分だけ歩いて、外の空気を吸う
  • 週末なら、少し遠くへ出かける予定を入れる

特別なことをする必要はありません。家でじっとして同じ場面を繰り返し考えるより、景色や会話を変えるだけで、心に少し余白ができます。

愚痴を言ってもいい。ただし、相手を壊す言葉にはしない

しんどいときに、信頼できる人へ愚痴を話すのは悪いことではありません。話して楽になるなら、それも気持ちを整える大事な方法です。

ただ、悪口だけを何度も重ねると、あとで自分の気持ちまで重くなってしまうことがあります。私なら、「本人に聞かれても言える程度のこと」にとどめるようにします。

「あの人が嫌い」だけで終わらせず、「あの言い方がつらかった」「次はどう伝えよう」「自分は何を守りたい」と話せると、愚痴が少しずつ自分を守る言葉に変わっていきます。

寝る前に答えを出さなくていい

大抵の仕事の悩みは、今夜すぐに答えを出さなければならないものではありません。

眠る前まで考えていたことが、朝になると少し違って見えることがあります。寝ている間にすべて解決しなくても、気持ちが少し落ち着いて、「明日はこう聞いてみよう」と思えるだけで十分です。

同じ失敗を二度しないように気をつけることは大切です。でも、考えても変わらないことまで、一晩中自分を責め続ける必要はありません。

一人で抱えない方がいいとき

もし仕事の悩みが続いて眠れない、食べられない、会社へ行くことを考えるだけで苦しいという状態なら、気合いで抱え続けないでください。家族や友人、会社の相談窓口、医療機関など、誰かに今の状態を話していいのです。

「死にたい」「消えたい」と思うほどつらいときは

一人で退職や人生の大きな決断を急がず、まず今いる場所で誰かにつながってください。厚生労働省は、24時間365日対応の「#いのちSOS(0120-061-338)」や、24時間対応の「よりそいホットライン(0120-279-338)」などを案内しています。相談窓口の一覧を見る

会社を離れることが必要な場合もあります。でも、それを一人で抱え込んで決める必要はありません。あなたの命と心より優先しなければならない仕事はありません。

あわせて読みたい記事

まとめ|今日は、仕事の外にいる自分を大切にする

仕事で嫌なことがあった日に、悩んでしまうのは、真面目で、人のことをしっかり考える人だからかもしれません。

だからこそ、今夜は仕事の外にいる自分を少し大切にしてあげてください。外の空気を吸う。誰かと話す。趣味のものを見る。明日の自分に、考える時間を渡す。

あなたの価値は、今日の仕事の出来事だけでは決まりません。

タイトルとURLをコピーしました