就活の第一歩は業界研究と企業研究

 業界の研究って皆さんしてますか?希望の就職先が決まっている人も業界研究や企業研究はしていて損はありません。やってみたい事が見つからず、就職に求めるのが安定だったりする場合は尚更、業界と企業の研究は重要です。

 やりたいことがない場合は、業界の研究から始めて希望の業界を絞っていき、どの様な企業があるかを理解した上で企業研究に繋げていくと業界構造の概要までわかり、希望の就職先が見つかる可能性が高くなります。業界研究と企業研究はとても地味な作業ですが、就活ではとても有用です。しっかりと取り組むことで将来設計ができてきます。

業界研究

 就職を希望する企業の研究をするのは結構当たり前ですが、企業研究の前にその企業の属する業界がどの様な状況かを研究する事をお勧めします。業界研究は業界の状況や将来性を理解する上で非常に重要です。業界の理解を深めることで、志望企業と競合企業との関係性も見る事ができますし、企業ごとの特徴やその業界での役割や立ち位置が見えてきます。

業界研究のポイント

業界の市場規模と現在のトレンド。

 現在の市場規模の理解は重要です、業界の成り立ちや現在の市場規模を調査することで、今後の方向性をある程度は予想する事ができるようになります。また、市場規模を理解しておくと、企業面接での質問対応力が上がります。

業界の構成企業

 市場規模を把握した上で、どのような企業がその業界を構成しているのか調べてみましょう。案外業界上位の企業が名前も聞いた事がない企業だった、なんてこともあります。競合している企業がわかるだけで業界の構成図ができてきます。就活での企業の選択肢も広がります。

業界の将来性

 これが一番大切です。65歳まで働くとすると40年以上社会人として働くことになります。その際に伸びている業界と衰退している業界とでは自己の成長や給与の額にも大きく差が出ます。今は元気な業界でも、今後衰退が予想されている業界も多くあります。今後成長が予測される業界を研究しましょう。

業界研究の方法と情報入手先

 業界研究をする方法は多岐にわたります。

就活サイトでの業界研究特集
 一年前ぐらいの記事であれば十分参考にする事ができます。
2〜3年も前の記事は情勢も変わっているので読まなくて良いです。当てにしない様にしましょう。

日経新聞
 日経新聞は社会人の基礎です。学生で毎日日経を読むのは厳しいかもしれませんので週に一回でも買ってみてください。最新の業界のトレンドや、今後の取り組みなどが載っています。書店では見かけませんが、コンビニやKIOSKなどで売っています。

業界紙や地域経済
 業界がある程度絞れたのなら業界紙で業界トレンドを探りましょう。業界に特化した内容なので非常に濃い情報が手に入ります。大きめの書店でも買えますが、大きな図書館などではある事も多いので、図書館で探してみてください。業界が大きいとWEBで公開している場合もあります。
 地元経済誌なんかも結構有用です。大手企業は少ないですが地域産業のトレンドや地元優良企業が理解出来ます。

企業研究

 業界研究の次は企業研究に入っていきます。業界研究は大枠での把握ですが、企業研究は”個”の把握です。業界研究の中で見つけた興味がある企業を分析するために行います。同じ業界の同じ規模の企業でもその経営理念や社風は違います。入社した後で「こんな会社じゃなかった・・・」と公開しないためにも、企業ごとの違いを見つけて、より自分に合う企業を見つけましょう。

企業研究のポイント

企業概要

 その名の通り、企業の概要です、創業年月日や従業員数、経営理念や事業の沿革などがわかります。いずれの項目も基本なので企業面接に進む場合は頭に入れておきましょう。

決算書

 学生の場合は決算書の見方がわからないかもしれませんが、売上高の推移などで事業が伸びているかの理解が出来ます。労働分配率(売上高に占める人件費の割合)などを見ると、ブラック企業なのかの簡易判別もできます。労働分配率が高い企業はブラックの可能性がありますので注意です。

代表者インタビュー

 経営者が雑誌などで取り上げられていたり、SNSで自ら発信していたりしますのでそれらの情報も把握しておきましょう。経営者の考え方を知ることでその会社の今後の方向性が見えてきます。

OB OG訪問

 企業にOB OGがいる場合は積極的に訪問してインタビューしてみましょう。企業の求人情報には載っていない、勤務環境や福利厚生、社内の空気感を知る事ができます。

企業研究の活かし方

 業界研究と企業研究を深めることで、ある程度自分の希望する業界や企業が絞られてきます。
企業研究の成果は就職活動の時に成果を発揮しますので、事前に企業研究の成果はまとめておきます。

・自分がその会社で何ができるのか、何をしたいのかを明確にしておく
・他社と比較して何を志望理由になったのかを整理しておく
・とにかく多くの情報を仕入れる

まとめ

 業界研究と企業研究を多く行うことで、情報の分母が増えるので、その中から自分にあった企業を選ぶ事ができます。この分析を中途半端にしてしまうと、求人票の中から単純に給与や休みの順で就職希望先を決めることになりますので、それ以外の働きやすさなどが考慮されず、残念な結果になる可能性が高まります。

 業界研究なんかは社会人になってからも必要なスキルです。幅広い視点から理解を深めていく思考の癖を作っていくことでもありますので、理解を深めて希望の企業を見つけてくださいね。

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